ファイルやフォルダで、検索する際に、以下のようなワイルドカードの指定や演算子などの指定が可能です。
ワイルドカード検索
ワイルドカード文字を使用すると、検索語内で 1 つ以上のその他の文字を表すことができます。 検索では、単一文字のワイルドカード検索と複数文字のワイルドカード検索がサポートされます。ただし、これらの検索は、句ではなく、単一用語内でサポートされます。 疑問符 (?) またはアスタリスク (*) のワイルドカード記号を、検索文字列の先頭文字として使用することはできません。
- 単一文字のワイルドカード検索
単一文字のワイルドカード検索を実行するには、疑問符 (?) を使用します。. 検索アプリケーションは、この単一文字を別の文字で置き換えたときに一致する用語を検索します。
例えば、検索ストリングとして te?t と入力した場合、結果には text や test などの用語を含む情報が含まれると考えられます。
- 複数文字のワイルドカード検索
複数文字のワイルドカード検索を実行するには、アスタリスク (*) を使用します。 このタイプの検索では、0 個以上の文字が検索されます。
例えば、検索ストリングとして test* と入力した場合、結果には test、tests、tester などの用語を含む情報が含まれる可能性があります。
検索演算子
検索範囲を制御するには、以下の演算子を使用します。
演算子 | 説明 |
表 1. 拡張検索の演算子 |
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OR | OR 演算子を 2 つの単語の間で使用すると、いずれかの単語を含むコンテンツが検索されます。
例えば、car or motorcycle と入力した場合、検索では car または motorcycle のいずれかを含む情報が返されます。
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AND | AND 演算子は、単一文書のテキストのどこかに両方の用語が存在しているコンテンツを検索する場合に使用します。 デフォルトでは、キーワード間のスペースは、AND 演算として処理されます。
二重アンパーサンド (&&) 演算子を、AND 演算子と同じ意味で使用できます。
例えば、car と motorcycle というテキストを含む情報を検索するには、以下の照会を入力します。
"car" AND "motorcycle"
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+ | 正符号 (+) は、検索語句を組み合わせる場合に使用します。正符号演算子は AND 演算子に似ていますが、その符号のすぐ後に続く単語にのみ適用されます。
例えば、car を必ず含み、motorcycle も含んでいてもよい情報を検索するには、以下の照会を入力します。
+car motorcycle
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NOT | NOT 演算子は、ある単語を検索から除外する場合に使用します。 この演算子の直後の単語を含む結果は、検索から除外されます。
感嘆符 (!) および負符号 (-) を、NOT 演算子と同じ意味で使用できます。
例えば、car を含むが motorcycle は含まない情報を検索するには、以下のいずれかの照会を入力します。
- car NOT motorcycle
- car -motorcycle
NOT 演算子、感嘆符 (!)、または負符号 (-) を単一の用語と共に使用すると、何の結果も返されません。 |
グループ化
節の検索語をグループ化して検索範囲をさらに絞り込むには、括弧を使用します。
例えば、plane と car、または plane と motorcycle を含む情報を検索するには、以下の照会を入力します。
(car OR motorcycle) AND plane
特殊文字
以下にリストする非英数字のいずれかが検索語に含まれている場合は、その文字の前に円記号 (¥) を挿入して文字をエスケープするか、検索語を二重引用符 (") で囲む必要があります。 以下のいずれの文字の前にも円記号を使用してください。
+ - && || ! ( ) { } [ ] ^ " ~ * ? : ¥
このエスケープ操作を行わない場合、検索では、これらの文字が照会命令の一部であると解釈されます。
例えば、cat + dog というテキスト・ストリングを含む情報を検索しようとして、検索語として cat + dog と入力すると、cat という単語と dog という単語の両方を含むすべてのデータが検索されます。 このような結果になるのは、正符号 (+) が定義済みの意味を持つ予約演算子であるためです。 cat + dog という実際のテキスト・ストリングを含む情報を検索するには、以下のいずれかの照会を使用します。