「繰り返し」コントロールを使用することで、ビューコンテナコントロールより柔軟なデータ一覧表示が可能になります。
ビューコンテナコントロールでは、ノーツのビューをXPage上に簡単にデータ一覧表示させることができますが、データが表示される文字や数値に代わって、イメージを表示させたいとか、ボタンやリンクなどのコントロールを表示させたい場合にはこの「繰り返し」コントロールを使用すると便利です。
「繰り返し」コントロール使用の典型的な例として、
1) ビューコントロールの代わりに使用し、表示内容やスタイルに柔軟性をもたせる
2) ノーツ文書の返答文書や特定の文書のコレクションを繰り返しコントロールを使用して、反復的に表示させる
という場合が考えられます。
たとえば、ある文書の返答文書をこの「繰り返し」コントロールを使用して表示する例をご紹介します。
バインディングソースとして定義してある主文書を今回の例では「mainDocument」というソース名で定義してあるとします。
その返答文書を表示させたい場所に、「繰り返し」コントロールを配置し以下のように定義します。
名前: repeatResponses (任意)
使用するバインドデータ: JavaScript
mainDocument.getDocument().getResponses()
コレクション名:responseDoc (任意)
繰り返しコントロールの中に、表示したい内容に対してそれぞれ計算結果フィールドを作成し
responseDoc.getItemValueString("<フィールド名>")
や
responseDoc.getItemValue("<フィールド名>")
のJavaScriptで値を取得し表示させることができます。