XPages での @ErrorMessage 関数の使い方 Added by Hiroaki Komine on March 14, 2012 | Version 1
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Lotus Notes/Domino 8.5.3 Upgrade Pack 1 では XPages のサーバーサイド JavaScript で利用できる新しい@関数がいくつか追加されています。その中で入力データなどの妥当性を確認するときに利用できるエラー表示用の @関数である、@ErrorMessage()、@WarningMessage()、@InfoMessage() の使い方について解説します。
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はじめに
Lotus Notes/Domino 8.5.3 Upgrade Pack 1 では XPages のサーバーサイド JavaScript で利用できる新しい@関数がいくつか追加されています。その中で @ErrorMessage()、@WarningMessage()、@InfoMessage() の3つの関数は、入力データなどの妥当性を確認をしてエラー表示をさせるときなどに利用できます。
@ErrorMessage() 関数の使い方
@ErrorMessage()、@WarningMessage()、@InfoMessage() の3つの関数は、エラー表示コントロールと併せて利用します。
そして評価対象となる編集ボックスコントロールなどのコントロールに対して、XPages があらかじめ用意した以外のサーバーサイドでの妥当性検査の手法を定義することができます。
これまでの妥当性検査の方法
編集ボックスを例にとると、サーバーサイドの妥当性検査を行うためには以下のような設定を行いました。
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編集ボックスコントロールの「すべてのプロパティ」で「disableClientSideValidation」を「true」にします。これで入力値の妥当性検査がサーバー側で行われるようになります。
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エラーを表示するためのエラー表示コントロールを XPage 内に配置します。そしてエラー表示コントロールのプロパティで「次のエラーメッセージを表示」に、対象となる編集ボックスコントロールを選択します。
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編集ボックスコントロールのプロパティの「妥当性検査」タブで、必須フィールドとするかどうかや入力データの範囲を指定します。この指定によって妥当性検査が行われます。
新しい@関数を使用した妥当性検査の方法
新しい@関数を使用した妥当性検査の方法は以下になります。なお、当然ですがこれらの@関数は Domino のサーバーサイド JavaScript での拡張ですので、妥当性検査はサーバーで行います。
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編集ボックスコントロールの「すべてのプロパティ」で「disableClientSideValidation」を「true」にします。これで入力値の妥当性検査がサーバー側で行われるようになります。
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エラーを表示するためのエラー表示コントロールを XPage 内に配置します。そしてエラー表示コントロールのプロパティで「次のエラーメッセージを表示」に、対象となる編集ボックスコントロールを選択します。
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